久しぶりに自分の人生を変えかねない本を見つけた。
下手な自己啓発書と比べて精神的にも実用的にも役に立つ。
もしも、人生に思い悩んでいる人に相談されたとしたら、私ならこの本を紹介する。そして言うだろう。
「自分で考えろ」と。

というわけで、私みたいなチャランポランに生きてきた人にはアタマを殴られるような衝撃的な本。

「どうすれば良いんだ」と悩むことと「考える」ことは違う。
「知識を使う」ことと「考える」ことは違う。
「検討する」ことと「考える」ことは違う。
「情報収集」「分析」「話し合い」「数字をまとめる」「表にまとめる」「グラフを作る」「資料を作る」「作業をする」「報告する」は「考えている」とは言わない。

「考える」というのは「インプットである情報をアウトプットである結論に変換するプロセス」のことだそうです。

本書は、
とはいえ、「考えろ」と言われてもどう考えれば良いのか分からない、
という人のためのハウトゥ本なわけだが、個人的には、一章が根幹だと思う。

考える力を付けるには、考える時間を増やせ。と。

ほんとこの一冊を読むと、今まで何も考えてなかったんだな、と実感させられる。実践出来れば、人生を変えかねない一冊であることは間違いない。

 


今回は確かプリンタのインクをアマゾンで買ったときにトップページで紹介されたので、ついでに購入。

物語シリーズは元々西尾維新が好きで書いた小説らしいのだが、最近は、やってらんない感が行間から伝わってくる。
あと1巻残っているらしいが、こんな終盤、こんな後味になるくらいなら、偽物語あたりでやめておけば良かったんじゃないかな、と最高傑作の末路を感じて残念。

というわけで、物語というよりはファンのための設定公開集のような過去話。話としての面白さがほとんどない。アマゾンのレビューでみんな書いていたが、これやる必要あったのか、という感じ。

そして真宵の件。
化物語の個人的な最高の売りは西尾維新なのに人が死なない、というところにあったと思うのだが、ついにこれも破られてしまったことが残念。
こちらは話としてはきれいにまとまっているので、出来は良いのだが、こんな結末を見るくらいなら、偽物語あたりで読むのをやめておいたほうが切ない気持ちを感じなくて良かったと思う。

それも含め、終盤は畳む気満々の伏線。
つーか、後一巻で伏線全部片付くのか。
このシリーズの評価は最終巻次第という感じがしてきた。

 


本屋で見かけた西尾維新の新作。
書き下ろしの読み切りのようだ。

内容について触れるのは難しくて、ちょっとでも触れるとネタバレになってしまう。
なので、まだ読んでない人が変に判断を保留するような書き方はしたくないのだが、
すげー、つまんないよ。

長いことこの人の作品を読んでいるので、このくらいのことは笑って許容出来るけど、読んでいてとても疲れる。
シリアスでもないし、ギャグもないし、そもそも話にもなっていない。
それこそ、ブログで書いてろ、的な文章を数百ページ読まされて、ものすごくうんざり。
それが今の気持ち。

まぁ、西尾維新ならアリかなっていうのが半分くらい読んでの感想。
この人の作品を知らない人なら楽しめるのかもしれないが、私のようにラノベ(?)に純粋な娯楽を求めている人間には苦行でしかない。

そんな感じ。
二度と読みなおすことはない。

 


伝説のエロゲー、Fateの前日譚。
衛宮士郎の義父の物語であり、遠坂凛の両親の物語であり、セイバーとアーチャー(金ピカ)の物語であり、そして言峰綺礼の物語。

久しぶりに読書をしたな、という吐き気を催すほどの読後感。
ただただ圧倒的だった。
つまんない言い方をしてしまえば、ステイナイトの後付設定でこれだけ矛盾なくFate節が書ける虚淵がすげぇ、ってことになる。
文章がほんと奈須きのこだと言われても違和感がない。こればかりは借り物ではない、本物の厨二病を感じた。

六巻もあるので、買ったのはバラバラなのだが、
1~4が地元のツタヤ、5,6がヨドバシアキバの上の有隣堂。
このZEROが10月からアニメ化される、というのでネタバレされる前に読んでしまえ、という動機。

逆になんで今まで読まなかったのかといえば、当時出た時に私が虚淵玄という人間を知らなかった、というだけ。
なんだ奈須きのこじゃないのか、と。ただの二番煎じじゃ読む価値もないわな、と。

まぁ、当時の判断はさておいて、作者が虚淵であることは読み始めてから初めて気づいた。
あのまどか☆マギカの虚淵かと。
まぁ、今となっては作者なんてどうでも良いわけだが、さすがにすごい文章を書くな、と。

私は、ラノベで「戦争」を描いた作品が概して評価が低い。
別に私は架空の歴史なんかに興味はありませんよ、という感じ。
そういう意味では、初めて「戦争」モノラノベで評価した記念すべき作品とも言える。

第五次と違って、ほとんどの戦いが複合的に行われるバトルロイヤルになっている。
これがまた違和感なく臨場感のあった。
そして、切嗣の生き方も時臣の生き方もこの血なまぐさい世界の中でものすごく人間臭いのが意外で良い味を出している。
ウェイバーも良いし、アニメ版の前評判で「ライダーに萌える」アニメ、といっていた意味もよくわかった。確かにその通りだかっこ笑い。

とにかくすごい小説。
ほぼバトルシーンだと思われ、
アニメ版が楽しみでしょうがない。

 


北千住の東武ブックスでタイトル買い。
昔読んだなんかで、官僚の独特の仕事の進め方が面白かった覚えがあるので、そんなのを期待して読んだのだが、
感想は全てアマゾンのレビューが言ってくれている。

この本を読んで得られるものは、この著者の経歴だけ。
ハウツー的なものは割と普通過ぎて面白くもなんともない。
これなら勝間の本でも読んでいた方がよっぽど得るものは大きい。

アマゾンレビューにも書いてあるが、この本で一番感じるのは、頭は良いかもしれないが、その分野の専門家と話が出来るくらい一生懸命勉強してます、程度の素人に国の方針が決められている現状が怖い、ということ。
1~2年で配置換えだから、特定分野に詳しくなるわけでもなく、なんかこなしてます、みたいな。

本としての出来は残念。

 


前巻が最終巻だと思って感想を書いていたのだが、もう一冊出てた。
こっちがラスト。

前半が、本当のエピローグ。
もうお前らこういうのがいいんだろ?
って感じで捻りなし直球な感じ。
読んでいる途中からして、もう終わっちゃったんだなぁ、と実感させる話。

後半は短編がいくつか。
時系列的には過去になるし、前半との繋がりはないが、
早くも昔を懐かしむ感じの雰囲気を漂わせている。

なんというか、続いているときは、さっさとオチを見せてほしいと思いつつ
終わってしまうと、この作品はなんだかんだいってもロレンスとホロの微妙な関係が面白かったんだよな、
と思う。
今後もし短篇集が出ても、余程ネタが面白く無い限り今までのようにはいかないだろうな、と。

 


夏だしね、たまにはこんな本もいいでしょ。

嘘。
この動画でゲル氏おすすめの本だったので読んでみた。

※3分50秒頃から

猪瀬氏の取材にもどづくノンフィクション。
日米戦争が始まる半年前、30歳台のエリートを集めた「総力戦研究所」はシミュレーションをした結果、アメリカには負けると結論を出していた、という話。
石破氏がこの本を引き合いにだしたのは、結局内閣には、統帥権を持っている軍を止めることが出来なかった、という事実を踏まえたものなのだろう。

面白かったよ。
この時代の人達が何を考えていたのか、日記や資料、聞き取りなどから詳細に臨場感のある表現で書かれている。
石破氏じゃないけど、賢いよなぁ、いろんなことを考えていたんだなぁ、どんなすごい人でも苦悩はあるんだなぁ、と。
バカみたいな感想をもった。

こんな本を読んでしまうと、自分ももっとこの世を本気で生きないといけないなぁ、
などとアニメ三昧の日々の中で思った。

 


まだ半分しか読んでないが、なかなか為になったので紹介。

どう役に立ったのかというと、ここ数年、数えきれないくらいの会議で、全く意見が合わず
こいつアホなんだろうか、と思いつつも
コミュニケーションだとか論理的説明などの本を読み続けた私が「そういうことか」とちょっと原因を理解した感じ。

一言で言ってしまえば、人の判断は非合理である、と。
正しいことは誰にとっても正しいと感じるわけではない、つまり結論として相手はアホなんだと。

ただ、何が難しいかといえば、相手もアホなら自分もアホなんだ、ということ。
例が面白かったので、そのまま引用するが、
店にとっては、本来は売れるだけ売った方が良いのに、「売り切れ」の方が良いと感じる
客にとっては、「買えなかった」ことで実際以上に損をした気分になる

こういった心理を利用したセブンイレブンの手法がたくさん書いてある本。

この本には株式投資も例えでよく出てくるが、
そっちは克服出来てるつもり。
もっとも気分ではなくルールで売買して効果を上げるにはルールが正しくないといけないわけだが・・・

 


私にとって、撫子スネーク、つまり化物語における千石撫子の扱いは、次の羽川編へ向けての小休止的なものだった。
つまり、印象が薄く、アニメ版における扱いの酷さに納得はするが、ファンの多さは理解出来ない。
そんな千石撫子の物語、の続編。

全体としては、ここ最近のシリーズを踏襲したような形。
ヒロイン視点で、楽しい会話劇というよりはひたすら心理描写が続く感じ。
そしてダーク。半端無く。

面白いか詰まらないかで問われると、読んでいて退屈、というか辛い。
そして落ちでひどい。
このシリーズで救いがなかったのは初めてではなかろうか。
もっともこれも初めてだが、続きモノになってしまった。激しくブツ切り。

というわけで、内容的には散々だが、、、、
あれ、いいところが思いつかないぞ。
撫子がブチキレたとこはさすがに笑ったけど、それも笑える話じゃないしな。

ん~、ま~、俺がこのヒロインあんま好きじゃないからってことにしておこう。
次の忍、そして最後のひたぎに期待。今作の回収もついでに願って。

 

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

買ったのはアマゾン。
理由は忘れた。ずっとカートに入ってたのだが、なんかのついでに支払ってしまった。

この分野では長年トップの座に君臨する古典的名著、らしい。
けど、アマゾンのレビューを見ると、

本書のとっつきにくさは、英語をはじめて学ぶ人が何でも載っている分厚い英文法辞典で勉強するシチュエーションに似ています。

とか

文書の書き方を教えている本にもかかわらず、こんなに分かりにくく書かれた本は少ないのではないだろうか?

とか割と糞味噌に書いてあって、届くまでドキドキしていたものだが、使い方次第だな、と思った。

取っ付きにくいと感じたなら、それは読む必要のないところに時間を掛け過ぎているのではないかな、と。
この本のすごいところは、ハウトゥ本なんだが、その量が半端ないこと。
こんなもん全部読んでたらキリがないっすよ。

私は、一日で一周させましたが、一周目は「何が書いてあるのかを把握すること」に専念しました。
これで、重要なことが前半に書いてあって、後半は応用なんだな、と分かります。
そしてもっとも重要な第三章から第四章、つまり文章は「状況」⇒「複雑化」⇒「疑問」⇒「答え」を考えることから始まることを、体に染み付くまで何回も読んでみます。
後は山のようにある応用問題から自分が使いそうなシチュエーションを選んで読んでいけば良いのではないかと。

というわけで、本の感想というよりは体験談に近くなってしまったが効果は絶大。
例えば(例えばですよ)、私は今会社でシステム設計をやっているが、そこで
「○○を向上する」とか書いたとする。
この一文を今見返すと、
 ・○○とは何を指すのか?
 ・向上する、とは何がどういう状況になることか?
 ・それが達成されるとどうなるのか?
など、より具体的に思考してしまう。

まぁ、まだまだ読み込みが足りないのは明らかだと思うが、その伸び代があることがむしろ喜ばしい。
そんな私のバイブルの一冊に加えたいと思う。

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